笏谷石建造物全国分布マップ

笏谷石は曾ては食器などの生活用品、住宅、土木、工芸、墓などあらゆる場面で使われていました。北前船の時代以前から日本海の航路を利用して日本各地に運ばれ小谷城、安土城、聚楽第、兼六園や江差のにしん御殿、角館、函館、酒田等の歴史的建造物によく使われ歴史遺産として残っています。福井では、岡太神社、福井城の石垣をはじめ、丸岡城、永平寺、平泉寺、朝倉氏遺跡、芝原用水などに利用され、福井市街の用水路は今も現役です。2011年頃からは、ワイングラスなど新しい用途での活用が見られるようになりました。